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65歳までに3,000万円を目指して、皆さんが月々4万4000円ずつ、30歳からコツコツコツコツ運用、資産形成を始めたとします。

しかし45歳ぐらいになって、資産も1,000万円を超えてきた、これまで幸せな生活を送ってきた。

そんなときに、仮にお父さんががんで倒れてしまったら、どうなるでしょうか。

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治療費がたくさんかかる。大きな病気ですから、お仕事もそれまでと同じように出来ないかもしれない。

収入もダウンしてしまうと、こんなふうに順調に貯めてきたお金を、減らしていかなきゃならなくなるんです。

老後の目標のための3,200万円も予定通りに貯められず、予定が狂ってしまうんです。

継続して治療費もかかり病院に通わなきゃいけない、収入も下がるため不安定な資産形成になってしまう。

こういったことを避けるため、私たちはここに対して、「まもる」ための備えをしていきたいんです。

私たちのマネープランに大きな影響を及ぼす大きな病気としては、やはりがんというのが一番筆頭に上げられますので、がんへの備えというのを考えていきたいと思います。

一生のうちでがんにかかる割合はどのぐらいでしょうか?

何人にひとりぐらいだと思いますか?

一生のうちでがんにかかる割合は約2人に1人。

パーセンテージで言うと男性が61.8%、女性は46.0%ということで、2人に1人。

乳がんはこのところ特に、かかる割合が高まってます。

30歳から50歳にかけての乳がん罹患率が非常に増えています。

これは、食生活の欧米化であったり、昔に比べて仕事などのストレスが高いことなどが主な要因といわれています。

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がんにかかる方が増えている、しかも女性の場合は30歳代から急激に罹患率が高まるという乳がんですが、がんのうち、乳がんの上皮内がんというのを聞いたことがありますでしょうか?

乳がんには、非浸潤がんといわれる上皮内がんと、浸潤がんといわれる悪性新生物があるんです。

上皮っていうんですけれども、この中にがんの細胞が納まってる、留まっているので外に出てない分、色々リンパとか血液には回らないので、まだ、全身に広がったりしない。

初期で発見されれば、再発したりしないよって言われるようながんの種類なんですね。

浸潤がん、悪性新生物って言われるのは、もう膜の外にがん細胞が出てしまって、リンパとか血液から全身に回ってしまうというものになります。

例えば、胃がんとか大腸がんであれば、口とか肛門から、内視鏡を入れて治療ができるんですね。

なので、身体に傷は残らない治療が出来ます。

ただし、乳がんの場合は、たとえ初期の上皮内がんであったとしても、上皮内がんでも、内視鏡は使えませんので、どうしても、外科的な手術で傷が残ってしまうというんです。

今はマンモグラフィーなど検査も非常に進んでいますので、私たちは定期的に検診は受けて、本当に早い段階で発見するのが大切ではないでしょうか。

乳がんに続いて、実は女性は大腸がんというのも多いんです。

大腸がんの場合は、効果的な治療がありますので、そちらをご紹介したいと思います。

重粒子線は放射線療法のひとつです。

メスを使わないので、身体への負担が小さく、さらにがんの細胞、病巣のみをピンポイントで破壊することの出来る治療法です。

放射線よりもさらに、身体へのダメージを抑えた治療ができるんですが、身体に傷をつけないためにも、効果的な方法として女性はこういう治療法を将来選択するかもしれないわけです。

こういった治療方法ってどのぐらいお金が掛かるか、重粒子線治療や陽子線治療は先進医療としておこなわれています重粒子線治療は、今約300万円ぐらい掛かります。

そして、この先進医療というのは、技術料については全額自己負担の治療です。

この300万円が自己負担。結構な高額な治療になります。

命にかかわる病気だったり、何としても治りたいとか治療が難しい場合でも、こういう効果の高い治療は受けたいって思うものですので、こういった先進医療への備えも私たちはしておくとよいのではないでしょうか。

がんと並んで怖いものといえば、生活習慣病ではないでしょうか。

がんについて見てきましたが、がん以外にもこういった脳血管疾患とか慢性腎不全、高血圧性疾患、糖尿病などの生活習慣病は、日本人に多い病気です。

最近では病院も長い期間入院させてくれませんので、入院日数は短期化していますが、こういった生活習慣病、特に脳血管疾患などは、今でも入院期間は長くなっています。

保険を考える際にも、生活習慣病については入院が長引くことがあることを念頭においておきましょう。

ここまで病気になった時の治療費のお話をしてきました。

そういった治療費に関して、自己負担割合が3割以外に、公的な国の保障があるってご存知でしょうか。

高額療養費制度というのですが、同じ人が同じ月、同じ病院で掛かった治療費は、自己負担の限度額が決まっていますので、限度額以上のお金は払わなくていいという国の制度です。

例えば、70歳未満で収入が約500万円の場合で、1か月の間に何かしらの病気で入院したり手術を受けたりで、治療費が100万円かかったとします。

私たちは健康保険証を持っていますので、病院での支払いは3割負担の30万円ですが、それだけじゃないんです。

この自己負担限度額の算式に100万円を当てはめると、8万7430円となります。

これが、1か月の医療費の上限額です。

治療費に100万円掛かっても、自己負担額は約8万7000円。

窓口で30万円払った場合は、差額の約21万円は、2、3か月後に戻ってきます。

さらに、あらかじめ入院することがわかっていれば、限度額適用認定証というものがあります。

これを先に用意しておくと、窓口の支払いが30万円ではなく8万7000円で済むような仕組みがあります。
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ただし、差額ベッド代は高額療養費制度の対象外ですし、先進医療や食事代、交通費など入院に際してはさまざまな費用がかかりますので、ご注意ください。

特に生活習慣病のように、それが3か月、半年となると、費用もかさんできますので、国の制度と医療事情などをふまえておくと、より安心なのではないでしょうか。

健康保険の適用の範囲は、ご存知でしょうか。

診療は大きく、1.保険診療と2.自由診療、3.先進医療に分けられます。

この1番の保険診療が先ほどの高額療養費制度に該当する診療になります。

ほとんどの治療はこの保険診療でおこなわれますが、最近話題になっている治療に自由診療というものがあります。

これは、健康保険は使えないけれど、全額自己負担であれば最先端の治療も受けることができるというものです。

この自由診療は、保険診療とは同時におこなえません。混合診療の禁止といわれるものです。

もし同時におこなうと、保険診療部分も全額自己負担になります。

先進医療についても、健康保険は使えないけれど、技術料について全額自己負担であれば最先端の治療も受けることができるというものですが、自由診療との違いは保険診療と同時におこなうことができますし、同時におこなった場合も保険診療部分は健康保険が適用され、高額療養費制度も使うことができます。

先ほどの重粒子線治療の場合も、300万円の治療費は自己負担となりますが、同時にその他の部分は健康保険が適用されるという違いがあります。

自由診療の一例としてがんの治療法のひとつである免疫療法をご紹介します。

この治療法は、人間の身体にもともと備わっている免疫力を活性化することにより、がんの治療効果を高めるというものです。

がんセンターなどでは実施されておらず、基本的に自由診療による治療となりますので、治療費は150万円以上と高額になります。

こういう治療も受けたい、受けるかもしれないということであれば、しっかりと費用を考えた準備が必要かもしれません。

収入の面を見ますと、がん罹患後には、21.3%の方が、お仕事を退職されているそうです。さらに、個人収入を見ると56.8%もの方が収入が減ったとされています。

一般的に、がん治療というと治療費の方に目が行きますが、実は収入も減るかもしれないという統計です。

治療費で支出が増えるなか、収入が減るわけですから、まさにダブルパンチとなります。

だからこそ、がんへの備えは健康なうちに早めにはじめたほうがよいのではないでしょうか。

私たちというのは老後にもお金がかかりますし、それ以外にも色々人生を楽しむためのイベントが多々ありますので、お金を殖やしていかなくてはいけません。

お金を殖やすには、味方に付けると有利なものが色々あります。そういった方法をしっかり考えていきましょう。

その『ふやす』ところにあてるお金を作るために、限られた収入の中で無駄を省く。

無駄を省いて収入をやりくりしていき、そうして作ったお金を『ふやす』というところに回していくことになります。

住宅ローンや生命保険の話をしましたけれども、1万円2万円でも長いことかけたら何百万っていう相当な節約になります。

せっかく色々やって頑張って殖やし始めた皆さんのお金を、病気などで、せっかく順調にきてたものを減らしたくありませんよね。

そういった『まもる』というところ、困らない備えというのもしっかり考えていきましょう。

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