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- Ⅵ.相続対策の実例, 相続・生前贈与
- 1. 相続対策の全体像

相続対策と生命保険の活用について再確認してみましょう。
相続対策は大きく分けると2つに分けられます。
1つめは税金対策で、2つめは遺産分割対策です。
税金対策はさらに「税負担軽減」「生前贈与」「納税資金準備」と対策方法がわかれます。
生命保険は3つの相続税対策すべてに活用できると言われています。
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納税資金準備対策は、まずは納税額の早めの試算が一番です。
いつまでに・いくら納税資金を準備しようと目安になるので、その試算を踏まえたうえで、生命保険の提案を行うと話がスムーズにまとまります。
<生命保険が活用できる理由>
税負担軽減対策・・・受取保険金の非課税(500万円×法定相続人の数)がある。
生前贈与対策・・・資産(現金)を贈与しっぱなしではなく、その受け皿商品として生命保険が活用できる。
納税資金準備対策・・・納税額分を生命保険金で準備できる。
遺産分割対策にも生命保険は活用できます。
特に、保険金は現金として受け取れるスピードが早いです。
本来の相続財産(預金等)は遺産分割協議を経ないと受け取れませんが、保険金は所定の書類提出だけで受け取れるので、現金化という点で有利です。
受け取った保険金は、「遺留分対策」「代償分割対策」に有効です。
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