
アフラックは主力のがん保険で、がんの治療で頭髪が抜けた場合などに保険金を支払う「外見ケア特約」を4月から新たに導入する。
生保業界初めてという。
治療をしながら働き続ける人が増えたことでニーズは高まっており、新たな特約で治療と仕事との両立を後押しする。
特約を付けると、がんの治療が直接の原因として頭髪が抜けたと診断された場合、10万円が給付される。
特約保険料は、男性30歳で月20円、60歳で164円。
女性は30歳で32円、60歳で111円。
がんの摘出手術で手足を切除した場合も対象となり、20万円が給付される。給付はそれぞれ1回のみ。
アフラックが自社のがん保険契約者に調査したところ、治療を受けた約3人に1人が外見に変化が生じた。
このうち6割近くの人で、抗がん剤の副作用による頭髪や眉毛の脱毛が起きたという。
ウィッグの購入費用は平均11.7万円で、この金額を参考に給付金額を設定した。
(朝日新聞 2018/01/31)
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