
健康を維持することで、節約につながるような保険商品が目立ってきた。
健康状態がよいほど安くなる医療保険や、目標歩数を達成するとクーポンが当たるアプリなどが登場。
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体調管理の動機付けにもなりそうだ。
ー歩くと還付金
東京海上日動あんしん生命保険が今月発売したのが、医療保険「あるく保険」だ。
加入者は、同社から腕に装着するウェアブル端末を貸与される。
端末と専用のスマートフォンアプリを使用して毎日の歩数を計測。
1日平均8000歩が目標で、達成状況に応じて2年に1度還付金がもらえる仕組み。
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ウェアブル端末は手で振っても反応しないといい、ごまかすことはできないそうだ。
この保険はNTTドコモと共同開発。関東近辺のドコモショップ32店舗で先行販売しており、11月から一般販売を始める。
ー健康年齢算出
健康だと保険料が安くなる医療保険も出てきた。
「ネオファースト生命保険」が10月に発売する医療保険「ネオde健康エール」は、がんや糖尿病などの生活習慣病に対し入院時の一時給付金を保障する内容だ。
保険料は、血圧やコレステロール値などの数値から健康状態を年齢化した「健康年齢」をもとに算出。
健康状態が良ければ実年齢よりも若い保険料が適用される。
たとえば、45歳の男性が実年齢通りなら保険料は月2162円だが、健康年齢が35歳なら1514円になる。
健康年齢の上限は実年齢の5歳上まで。3年ごとの更新時も健康年齢が適用される。
ー楽しく運動
保険会社では、健康に役立つアプリも数多く公開している。
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命では、体重や歩数などを記録できるアプリ「リンククロスレコ」など「リンククロス」ブランドのアプリ3種類のいずれかに会員登録すると、くじに応募できる。
当選するとコンビニエンスストアなどで商品と引き換えられるクーポンがもらえる。
第一生命保険が3月に公開した無料アプリが「健康第一」。
性別、年代別の目標歩数を表示して毎日記録できる。
達成すると、コンビニエンスストア「ローソン」で使えるクーポンの抽選に参加できる。
(産経新聞 2017/08/21)
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