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日本生命保険は2018年の春季労使交渉で、総合職など約1万8000人の社員を対象に、23年ぶりとなるベースアップ(ベア)を実施する方針だ。
会社側が7日、労働組合に案を提示。
年齢に応じて給与が上がる定期昇給部分を含めると、3・2%の賃上げに相当するという。
月額で1000円の賃金を改善する。
ベア実施は1995年度以来、23年ぶり。
本社や支社に勤務する内勤職員が対象になる。
一時金(ボーナス)は17年度比3%程度を引き上げるとみられる。
日生はすでに全国に約5万人いる営業職員の成果給も5年連続で引き上げる方針を組合に示している。
明治安田生命保険はベアは見送り、営業職員と内勤の計4万人を対象に、一時金の引き上げを検討している。
第一生命ホールディングス(HD)は今春、報酬として自社株を給付する仕組みを非正規社員を含む1万7000人を対象に導入する。
人事評価制度の見直しなどと合わせて、実質3%の賃上げをする見通しだ。
(日本経済新聞 2018/03/09)
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