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大量の情報を収集・分析する「ビッグデータ」の活用が、保険業界に広がってきた。
ドライブレコーダーの情報から運転の仕方を評価して自動車保険の保険料に反映する仕組みなど、商品やサービスが多様化。
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こうした中、「データサイエンティスト」と呼ばれるデータ分析の専門家の争奪戦も激化している。
第一生命ホールディングスは1日、国内初の「データサイエンス学部」を4月に創設した滋賀大との間で、データサイエンティストの育成に向けた産学連携の協定を近く結ぶことを明らかにした。
具体的には、同大に統計学や保険数理に詳しい人材を講師として派遣する。
学生のインターンシップ受け入れも検討する。
傘下のネオファースト生命で、健康年齢によって保険料が変わる仕組みや非喫煙者割引を適用するなど、ビッグデータを活用した商品開発に力を入れている。
SOMPOホールディングスも同月から、自前でデータサイエンティスト要請に乗り出した。
(フジサンケイビジネスアイ 2017/06/02)
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