
第一生命が27日にも、バイオベンチャー企業の「モルキュア」に1億円投資することがわかった。
社会的な課題の解決に取り組む企業に投資する「インパクト投資」の一環。
第一生命は昨年からインパクト投資に20億円以上を投入しており、今回で7例目となる。
第一生命によると、モルキュアは遺伝子情報を高速で解析する装置と人工知能を用いて、医薬品開発の効率を高める技術を持つ。
この技術で新薬開発の期間短縮と開発費圧縮が期待されているという。
第一生命は今年8月、ベンチャー企業が持つ技術を生命保険事業に活用しようと、慶応大先端生命科学研究所と連携協定と結んだ。
モルキュアも同研究所に拠点を置く。
同社技術で難病に対応する新薬ができれば、保険に新薬での治療が受けられる特約を組み込むなど、将来的に新サービスを創出できる可能性がある。(以下省略)
(産経新聞 2018/11/27)