インタビュー最前線 日本生命 三笠裕司 常務執行役員 保険の枠超え対応も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本生命は2017年度末までの中期経営計画を1年前倒しで見直し、今年4月から新たな4カ年計画を打ち出した。

企画部を担当する三笠裕司・常務執行役員に今後の注力分野を聞いた。

20年までの4カ年計画にした理由は。

◆低金利環境が(収益面に)重くのしかかる中だからこそ、より長期のビジョンを持つ計画にしました。

スポンサーリンク



具体的には、20年度末までに

▽保有年換算保険料を16年度末比8%増▽お客さま数1400万人(16年末は1174万人)

▽グループ事業純利益700億円(同263億円)▽自己資本積み立て6.5兆円(同5.3兆円)の目標を掲げます。

注力分野は。

◆一つは商品開発です。さまざまな保障ニーズにどこまできめ細かく対応できるかが、収益安定策として問われてきます。

また、「子育て支援」「ヘルスケア」「高齢社会対応」といった社会課題に保険商品の枠を超えて対応するサービス「保険+α(プラスアルファ)」の提供を目指します。

(毎日新聞 2017/04/03)

スポンサーリンク


関連記事

おすすめ記事

  1. 2017-6-1

    フコクしんらい生命保険社長櫻井健司氏 信金と連携し保険拡販

    足元の事業環境はマイナス金利の影響で一時払い数進保険が販売停止となるなど厳しいが、「第2の創業のつも…
  2. 2017-4-24

    「生命保険販売の心理学」 アマゾンKindle版 で新刊公開しました!

    「生命保険販売の心理学」~人の心を動かし購買行動を喚起する法則 商品の説明 内容紹介 生命保険営…
  3. 2017-2-27

    5.人に頼みごとをするときは理由をつける

    「人に頼みごとをするときは理由をつけると成功しやすい」ということがあります。 「高いものイコール良…
  4. 2018-6-22

    大同生命が米ベンチャーファンドに11億円投資

    ​T&Dホールディングス傘下の大同生命保険が米国のベンチャー企業ファンドへの約11億円の投資を決めた…
  5. 2017-12-22

    生保、乗り合い代理店への上乗せ報酬自粛

    生命保険協会が、複数の保険を扱う「乗り合い代理店」に対して通常の手数料とは別に支払う上乗せ報酬を自粛…

新着記事をメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、記事更新をメールで受信できます。

2,667人の購読者に加わりましょう

おすすめの電子書籍

新着記事をメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、記事更新をメールで受信できます。

2,667人の購読者に加わりましょう

ページ上部へ戻る