アフラック社長古出真敏氏、事業戦略にスピード感

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アメリカンファミリー生命保険(アフラック)が今月から、日本法人化し「アフラック生命保険」として再スタートした。

米国保険会社の支店として日本進出してから43年、がん保険など新たな市場を開拓してきた同社。

今後は、事業戦略の柔軟性を強化し「日本社会に一層貢献する保険会社になる」(古出真敏社長)方針だ。

今後の展開など古出社長に聞いた。

―日本法人化で何が変わりますか。

「商品やサービス、契約内容は一切変わらない。日本法人化によって、事業戦略の展開の柔軟性が出てくることや、スピード感を持って業務に当たれることが可能になる。ガバナンスについては、日本支店時代からきちんとした制度を作っているのであまり変わらないのが実情だ」

―日本法人化1年目の目標は。

「2日に新たながん保険を出したので、まずはこれをしっかり届けていきたい。新商品『生きるためのがん保険Days1』は経済的負担の大きいケースで診断給付金を手厚くする特約や、がん患者のウィッグ代などを支払う業界初の特約を用意したのが特徴だ。既存契約にもプラスできるので、アピールしていきたい」

―がん保険以外の取り組みは。

「病気やケガによって働けなくなるリスクをカバーする保険を17年に発売した。商品の内容は好評だが、新たなジャンルの商品であり本格的な普及はこれから。健康状態に応じて保険料を還付するような健康増進保険についても研究している」

―医療・ヘルスケア系ベンチャーへの出資も行っています。

「医療従事者によるウェブメディアを運営するメディカルノート(東京都渋谷区)に対し、約7億円を出資した。健康増進・ヘルスケア領域において連携を進めていく。ベンチャー企業とは今後も出資や提携を通じて協力していきたい。ヘルスケア分野でビジネスの幅を広げていく」

がん保険のパイオニアであり医療保険に強みを持つアフラック生命。

がん保険で国内トップだが、近年は参入企業が増え競争が激化している。

持続的な成長を実現するため「人材育成や女性活用に力を入れていきたい」と古出社長。

3月からアフラック・カレッジという新たな社内教育プログラムをスタートした。

今後は「経営人材の育成にも取り組む」方針。

(日刊工業新聞 2018/04/13)



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