
全国銀行協会と生命保険協会は16日、相次いで過剰な営業を控えるように加盟社に求めた。
生保協は保険販売でビール券や図書カードなど金券類の提供を控えるように呼びかけた。
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生保協は加盟社を集めた会合を都内で開き、金券類の提供を控えるように求めた。保険料の割引を禁じている保険業法に抵触しかねないためで、ショッピングモールや通販サイトで使える共通ポイントも換金性が高いとして自粛対象になる。すでに協会は指針を改定しており、改めて周知徹底を訴えた格好だ。
これまでは統一的な基準がなく、実際の運用は各保険会社の判断に委ねられていた。2月に損害保険業界も同様の通知文を販売委託先の代理店に送っており、生損保業界が金券類の提供自粛で足並みをそろえる。
(日本経済新聞 2017/03/17)
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