太陽生命、仏「グリーン・ローン」に30億円を融資 社会貢献と利回り両立

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T&Dホールディングス傘下の太陽生命保険が、仏銀行大手クレディ・アグリコル銀行が手がける「グリーン・ローン」に約30億円を融資する方針を固めたことが4日分かった。

5日発表する。環境保全などへの企業の対応を評価するESG投資の一環。

環境保全や社会貢献をアピールしつつ、信用力の高い銀行に貸し付けることで投資先企業から債権を回収できない信用リスクを回避して利回りを確保できる。

太陽生命が貸し付けた融資金はクレディ・アグリコル銀が保証し、銀行が得る融資先企業からの利息の一部がリターンとなる。

市場を通さず銀行と直接やりとりをするため、一般的なESG投資と比べ証券会社に支払う手数料がかからない分、利回りも良くなる。

日銀の大規模金融緩和に伴う超低金利が続く中、生保各社は低金利で利回りが見込めない国債から比較的金利の高い外債や社債に資産を振り分け、運用の多角化を図ってきた。

ESG投資は企業の信用リスクを取ることで国債より相対的に利回りが良いとして、関心が高まっている。

ただ、ESG投資の案件は出回る数が少ない上に人気があるため、「リスクに見合うだけの利回りが見込めるものは少ない」(太陽生命)のが実情だ。堅実な運用が欠かせない生保にとってリスクを抱える以上は一定の収益が必要で、利回りを上乗せできるグリーン・ローンへの貸し付けは今後増える可能性がある。

国内では第一生命保険も過去にクレディ・アグリコル銀を通じて融資を実施している。

(フジサンケイビジネスアイ 2018/07/05)

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