第一生命、当期益29%増
- 2017/5/16
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第一生命ホールディングスが15日発表した2017年3月期連結決算は、経常収益が前年比12.0%減の6兆4567億円、当期利益が同29.6%増の2312億円となる減少当期増益だった。
マイナス金利政策による運用環境悪化で貯蓄性商品の販売を停止したことが響き減収となった。
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第一フロンティア生命保険や海外事業の好調が寄与し、当期利益は6期連続となる上場来最高だった。
貯蓄性商品の販売抑制に伴う「責任準備金等繰入額」の減少で、17年3月期の経常利益は前年比1.7%増の4253億円だった。
保険料等収入は同20.0%減の4兆4687億円、基礎利益は同2.6%増の5584億円だった。
岡本一郎執行役員は「株式会社化やホールディングス化に伴う体制整備は完了した。
インステック(保険とITの融合)を使った新サービスなどを開発し、今期は打って出る」と述べた。
(日刊工業新聞 2017/05/16)
第一生命の決算リリース
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/results/kessan/2016/index.html
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