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生命保険各社が、地域金融機関と連携して「法人保険」の推進を強化している。

逓増定期保険や長期保険などの保険商品を活用し、事業承継や相続といった中小企業が直面する経営課題の解決をサポート。
最近では、生保担当者が金融機関の営業店行職員に同行して、提案活動を行うケースも増えている。
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ーーー日本生命
提供商品が充実。現在は16商品をそろえ、32行が取り扱う。長期定期や逓増定期が人気。
ーーー明治安田生命
新定期や新養老など最大5商品のなかから選択。売れ筋は2種類の逓増定期や長期平準定期。取り扱い金融機関は50行。
ーーー東京海上日動あんしん生命
終身や医療など幅広い商品ラインアップが強み。約70の金融機関が取り扱い、医療保険の販売は前年比で200%近く伸びている。同社が掲げる「生存保障」の概念が浸透しつつあり、今後は同様の切り口から16年11月に発売した「家計保障定期保険NEO」の活用も広がるとみている。
ーーーマスミューチュアル生命
契約返戻率が早期に立ち上がるタイプの新逓増定期と終身がん保険を取り扱い、22金融機関に商品を提供。市場ニーズに応じ、新商品開発も検討。
ーーー損保ジャパン日本興亜ひまわり生命
80金融機関に13商品を用意。人気商品は解約返戻金を見直した「低CV逓増定期」(16年5月発売)。同社は従来、保障性商品の販売が主力で、融資先に対しても小口規制の範囲内で販売が可能な信用金庫・信用組合への提案に力を入れている。
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