
日本生命など大手4社の2017年3月期決算は、売上高に当たる国内の保険料等収入が前の期に比べ16%減、金額で約2兆7千億円の減収になったもようだ。
減収幅はリーマン・ショック後で最も大きい。
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日銀のマイナス金利政策で運用環境が悪くなったことを受け、保険商品の販売を取りやめたことが響いている。
決算発表を終えた第一生命ホールディング(HD)のほか、日生、明治安田、住友の17年3月期の国内生保部門の保険料等収入の合計は、14兆7千億円程度になる見通しだ。
最大手の日生と、第一生命HD傘下の国内3社の合計はいずれも1兆円を上回る規模で減収になる。
日生の減収幅は過去最大規模とみられる。
(日本経済新聞 2017/05/25)
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