
主要生命保険12社の2017年3月期連結決算が25日、出そろった。売上高に当たる保険料等収入は9社が減収となった。
日銀のマイナス金利政策を背景に、運用が苦戦。
貯蓄性の高い一時払い保険の販売を抑制したことが重しとなった。
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低金利が続く中、18年3月期も商品販売戦略や資産運用での工夫が課題となりそうだ。
基礎利益は日本生命、第一生命HD、住友生命が減益、明治安田生命は増益を予想する。
日本生命の三笠裕司常務執行役員は「予定利率引き下げ(保険料値上げ)の効果が実際に出てくるのは今年度からだ。
厳しい1年になる」と気を引き締めた。
(フジサンケイビジネスアイ 2017/05/26)
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