
糖尿病患者加入基準緩め契約増
第一生命保険は、糖尿病患者でも健康な人と同じ保険に入れるよう昨年10月に基準を緩和したところ、今年8月までに新たに約4千件の契約につながったことを明らかにした。
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匿名のビッグデータを分析し、適切な治療を受けている患者の一部は重症化のリスクが低いことが分かったため、ニーズに応えて基準を引き下げた。
稲垣精二社長が朝日新聞の取材に応じ「今後も病気のある人が保険に入りやすくなるよう基準の緩和を進めたい」などと語った。
国内の糖尿病患者は増えており、厚生労働省が今月発表した推計では1千万人に上る。
網膜症や腎症などを併発しやすく、これまでは健康な人と同じ保険への加入は断られるか、保険料が割高な保険にしか加入が認められなかった。
糖尿病に加え、高血圧やぜんそくなどの病気でも基準を見直し、今月8月までに契約1万2千件の新規契約につながったという。
(朝日新聞 2017/09/27)
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