
案件性差力が高い各部門を通すことで、良好な案件の獲得を目指している。
ー上期の振り返り、下期の見通しは。
「上期は市場が本当に動かなかった。極めて珍しいことだ。下期も北朝鮮情勢以外はリスク要因がほぼ見あたらない。期初の予定通り運用する」
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「市場見通しについては、期末の米国金利を2.7%と見込んでいたが2.5%に下方修正した。金利は緩やかに上がれば良いと考えており、投資スタンスに変更はない」
ーESG投資の状況は。
「企業選定基準にESGを組み込んだファンドに投資するなど、前向きに取り組んでいる。ただ、ESGに関しては欧州の銀行が前のめりなこともあり、国内生保にとって収益を確保できる案件は決して多くない。そのため、良い案件には大手生保がそろって参加する状況だ。長期運用で利回りの良い案件を選んでいく」
(日刊工業新聞 2017/10/04)
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