温暖化対策、生保の進む道は

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

豪雨に猛暑、洪水ーー。

足元の世界的な異常気象の背景にある地球温暖化防止機運の高まりが、国内生命保険大手の運用戦略に一石を投じている。

温暖化の原因とされる二酸化炭素を多く排出する石炭火力発電関連について日本生命保険と第一生命保険は新規の事業融資を停止すると表明した。

ただ日本特有の電力事情も絡み、扱いに悩む生保もある。

「気候変動への影響が大きい石炭火力関連事業の投融資は慎重に取り組まざるを得ない」。

7月、大阪市で開いた総代会で、日生の松永陽介常務は表明した。

第一生命も5月に「当社は石炭火力関連の投融資の実績はなく、今後も海外の新規案件については実施しない。」(畑中秀夫常務)と表明。

海外でも仏アクサや独アリアンツ、スイスのチューリッヒ保険などの大手が相次ぎ投資撤退を表明しており、日経生保も世界の潮流に合わせ始めたといえる。

(日本経済新聞 2018/08/22)

関連記事

おすすめ記事

  1. 2017-5-31

    新商品投入で巻き返し 第一フロンティア生命

    川島 貴志氏  ​開業10周年の節目に、金井洋前社長からバトンを受け取った。 第一生命保険時代に資…
  2. 2017-6-23

    健康管理アプリ生損保から続々

    生損保各社が保険商品を補完するスマートフォンのヘルスケアアプリを相次ぎ投入している。​ 高齢化社会…
  3. 2017-11-16

    ガンになった場合の2つ目のリスク「収入が減少するリスク」

    収入減のリスク 医療費が多額になると予想して、医療費については、医療保険に加入している方は多いので…
  4. 2018-9-18

    契約者の金利ゼロで貸し付け かんぽ生命

    ​かんぽ生命保険は北海道地震の被災者を支援するため、保険契約者を対象に行っている貸付金の金利をゼロに…
  5. 2018-3-13

    日生は総額300億円!大手生保が運用難でも契約者に還元する事情

    生命保険業界で今春、大きな焦点となっていた長寿化(標準生命表の死亡率の改善)に伴う保険料率の改定。 …

新着記事をメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、記事更新をメールで受信できます。

2,664人の購読者に加わりましょう

おすすめの電子書籍

新着記事をメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、記事更新をメールで受信できます。

2,664人の購読者に加わりましょう

ページ上部へ戻る