
住宅ローンを組む際、セットで加入する団体信用生命保険(団信)が多様化している。
基本とする死亡・高度障害だけでなく、病気による就業不能など保障対象が広がっている。
かつては死亡・高度障害のみが保障対象だったが、団信を主力とするカーディフ生命が2001年、がんと診断された場合のローン残高がゼロになる保障付きの提供を始め、その後、他の疾病にも広がった。
がんと診断されると残高がゼロになり、脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧、糖尿病、肝硬変、慢性腎不全、慢性膵炎を加えた「8大疾病」などで一定条件を満たすとその月の返済を免除し、さらにそれが一定期間続いた場合に残高をゼロとするのが代表的。
静岡銀行、千葉興行銀行、住信SBIネット銀行、りそな銀行・埼玉りそな銀行、みずほ銀行の団信が紹介されている。
(毎日新聞 2017/11/12)
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