
「2016年度業績に満足している」と笑みを浮かべるのは、メットライフ生命保険CEOのサシン・N・シャーさん。
外貨建て保険が売れ、基礎利益が2.8倍に伸びた。
低金利環境に苦しむ生保業界。
「生き残りには同業他社と違った動きが必要」と語る。今夏には新たなシニア向け保険も投入し、成長を加速する。業界で研究が進むウエアラブル端末を活用した保険については「まだ使えるレベルではない」と一蹴。
デジタル技術は給付金請求の効率化など、顧客の利便性向上に活用していく考えだ。
(日刊工業新聞 2017/06/09)
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