
日本生命保険は日本生命病院で、糖尿病の重症化を防ぐ健康管理サービスの試行を始めた。
同社の社員30人が被験者となる。
センサーを使い血糖値などを常時計り、生活習慣改善の細やかな指導を受ける。
試行を通じ改良し、2019年にも健康保険組合や地方自治体向けにサービスを開始する。
医療費の抑制に有効な策として訴求し、生保とのセット販売も視野に入れる。
被験者は食後などに血糖値を知りたい場合、センサーの端末を見て確認できる。
体脂肪率や筋肉量といった体組成、血圧、消費カロリーも朝と夜に毎日計る。
保健師と計測データを共有し、食事や運動などに取り入れて有効な改善につなげる。
被験者の男性は、「保健師の力も借り健康改善を図りたい」と決意していた。
(日刊工業新聞 2018/06/26)