
アクサ生命保険は埼玉県と県内企業の健康経営の取り組みを推進する連携協定を6日に結んだ。
県内に140人いる同社社員が県内の中小企業に健康経営を啓発したり、県の認定制度の取得を支援したりする。
同社が地方自治体と同様の協定を結ぶのは8月の岩手県に続き16例目となる。
健康経営は従業員の健康増進を会社側が積極的に支援し企業価値の向上につなげるもの。
今回の取り組みでは、東京商工会議所が認定する「健康経営アドバイザー」資格を持つアクサ生命の社員が県内の製造業や流通、小売業といった中小企業を訪問し健康経営の意義や効果を説明しながら取り組みの実施を促す。
この中で県が実施する健康経営の「実践事業所認定」の取得を目指す企業には、社員の健康管理の方法や必要な体制の整備などを総合的に助言する。
(日刊工業新聞 2018/09/11)