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損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は中小企業を対象にした健康経営パッケージの提供を4月に開始する。
健康経営に役立つ新たな保険商品を発売するほか、コンサルティングを通じて経済産業省が認定する「健康経営優良法人」の取得を支援する。
従業員の健康診断結果を一元管理するシステムや、健康経営に関するスマートフォン向けアプリケーションも提供する。
健康経営を切り口に、中小企業の経営改善につなげる。
健康増進活動により保険料を割り引く収入保障保険「リンククロス じぶんと家族のお守り」を4月2日に発売する。
病気やケガによる収入の減少をカバーする商品で、加入後に禁煙するか、身長と体重のバランス(BMI)や血圧などを改善すれば保険料が最大3割安くなる。
保険のほかコンサルティングやITシステム、スマホアプリも組み合わせパッケージとしてサービス提供する。
代理店などを通じて広く提供するため、同社が認定する保険コンサルタント「ひまわりライフアドバイザー」を現在の300人から1000人程度まで増やす。
中小企業の健康経営支援は保険会社の共通テーマとなっている。
東京海上日動火災保険や三井住友海上火災保険、アクサ生命保険、大同生命保険などが特に力を入れている。
(日刊工業新聞 2018/03/21)