
第一生命は4月から、死亡と3大疾病保険の加入時に健康診断の結果を提出すれば、保険料を最大20%割り引く。
健診結果の提出だけで保険料を割り引くのは業界で初めてとなる。
同社が持つ契約者ら延べ1000万人超の病歴などの「医療ビッグデータ」を分析した結果、健康診断を受けた人の死亡や3大疾病リスクが低いことが判明した。
肥満度を示す「BMI」や血圧の値が同社の基準を下回れば、保険料を安くする。
また、標準死亡率の低下に対応して、医療保険の保険料も4月加入分から最大5%割り引く。
死亡率の低下は通常、医療費の増加につながるが、入院日数の短期化で保険金支払いは抑制できると判断した。
(毎日新聞 2018/02/27)