
日本生命保険は20日、10月から営業職員が外貨建て保険の取り扱いを始めると発表した。
比較的高い利回りが見込めるため、日銀のマイナス金利政策で国内金利が低下する中で資産運用の需要が取り込めると判断した。
米ドルとオーストラリアドルで運用する。
傘下の三井住友生命保険が開発した商品を販売することでコストを抑えた。
外貨建て商品のため、為替の動向によっては元本を割り込む可能性がある。
富裕層や高齢者が主な販売対象で、来年3月末までに約4万件の契約を目指す。
日本生命のニュースリリースはこちら
http://www.nissay.co.jp/news/2017/pdf/20170620.pdf
(フジサンケイビジネスアイ 2017/06/21)
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日生が外貨建て保険 営業職員経由で10月投入
日本生命保険は20日、外貨建て一時払い養老保険「ドリームロード」を営業職員チャネルを通して10月2日に発売すると発表した。
子会社の三井生命保険の商品で三井から日生への商品供給は初めて。
業界最大の販売力を生かし、2017年度内に4万件の販売を目指す。
同商品は米ドル建てか豪ドル建て。保険期間中に死亡した場合は死亡保険金を、満期の場合は満期保険金を受け取れる。
目標設定の特約があるのも特徴。
目標達成すると、自動的に為替リスクのない円建て確定年金に移行する。三井は同商品を13年から発売。
16年でも新契約件数の5.2%を占めるヒット商品となっている。
第一生命ホールディングスと住友生命保険は既に販売。明治安田生命保険も8月に投入する。
(日刊工業新聞 2017/06/21)
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