
大手生命保険が外貨建て保険の販売に力を入れている。
住友生命保険は月内に最長10年間、払い込んだ保険料の元本を保証する外貨建て保険の取り扱いを始める。
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国債利回りの低迷で魅力的な円建ての商品を提供することが難しく、より高い利回りが見込める外貨建てに活路を求める。
住生は契約時に保険料をまとめて支払う「一時払い終身保険」で米ドルと豪ドルの2種類を取り扱う。
明治安田生命保険も金融庁の認可を前提に、今夏をめどに外貨建て保険の取り扱いを始める予定だ。
加入者が為替リスクに敏感なことから、解約時に返ってくる金額を逐一、確認できるようにする。
第一生命ホールディングスと日本生命保険も外貨建て保険の販売に乗り出している。
(日本経済新聞 2017/04/09)
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