
ソニー生命は2018年夏にも、シンガポールで様々な保険会社の商品を販売する保険ショップ事業を始める。
強みを持つ死亡保障の商品販売に重点を置き、10年間で50弱まで店舗を広げる計画だ。
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昨年のオーストラリアの生保への出資に続き、海外での事業拡大を加速する。
7月中に現地に保険ショップ事業を担う新会社を設立する。
500万ドル(約4億円)の資本金の74%をソニー生命が、26%を日本で保険販売の実績があるスターツ証券が出資する。
当局の認可や募集人の採用・教育を経て、18年夏に1号店の開業を目指す。
日本と同様に、働き手に万が一のことがあった場合に保険金を支払う死亡保障商品を中心に販売する。
シンガポールでは運用目的の貯蓄性商品のシェアが高く、死亡保障は経済の成熟度に比べてあまり普及していない。
コンサルティングを重視した日本の販売手法を取り入れれば、需要を掘り起こせるとみている。
(日本経済新聞 2017/06/29)
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