
長崎県とFWD富士生命保険は立地協定を結んだ。
同社は2019年1月をめどに長崎市内のオフィスを移転・増設する。
職場環境の向上などが目的。顧客や代理店からの各種照会や相談に応じる。移転後3年で現在の90人体制から170人体制を目指す。
移転先は17年に完成したオフィスビル「クレインハーバー長崎ビル」。
複数の通信回線や非常用発電機などBCP(事業継続計画)に対応した機能を持ち、長崎県が金融機関などの誘致を進めている。同ビルへの入居はチューリッヒ保険に続き2社目となる。
FWD富士生命は14年に長崎オフィスを開設。コールセンターの国内拠点は大阪と長崎の2拠点。
県や市の支援を通じて採用活動をスムーズに展開できたことが増設につながった。
(日刊工業新聞 2018/07/11)