
太陽生命保険は18日、別の保険に加入することなく認知症の保障を受けられる業界初の認知症保険を10月に発売すると発表した。
認知症保険はこれまで、医療保険に付帯する特約として販売するものが一般的だった。
顧客は認知症の保障だけを購入することが可能になり、保険料を抑えることができる。
新たに開発した認知症保険は認知症と診断された場合、主契約として保険金を受け取れるのが特徴。
また認知症の予防を支援して、契約の1年後から2年ごとに生存給付金が受け取れる。
給付金は、軽度認知障害(MCⅠ)の発症リスクを判定する血液検査などに活用できる。
さらに、保険加入者には認知症の予防効果を期待できる有償のウォーキングイベントを紹介するほか、将来の認知機能の低下リスクなどが分かるスマートフォン用のアプリケーションも提供する。
(日刊工業新聞 2018/09/19)