
第一生命グループが外貨建ての一時払い終身保険の新商品を8月に投入することが27日、分かった。
日銀のマイナス金利政策に伴う運用難から、利回りを確保しやすい外貨建て商品に活路を求める。
生命保険各社の参入も相次いでいるが、第一生命は死亡保険金に対する相続税の非課税枠を活用した商品などをそろえ、遺産相続対策のニーズを取り込みたい考えだ。
新商品は、傘下の第一フロンティア生命保険が8月1日から発売。
指定通貨は米ドルと豪ドル、円の3通過から選ぶ。
健康状態の告知なしでも加入できる。
当初の取り扱いは20程度の金融機関でスタートし、将来的には50程度に増やす。
今年度中に1千億円の販売を目指す。
(産経新聞 2017/06/28)
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