米成長鈍化でも上昇続く(かんぽ生命保険常務執行役 立花淳氏)

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かんぽ生命が運用体制を大きく変えている。

第一生命と提携してから1年がたち、株式の自家運用に乗り出すなど、目に見える成果が出始めた。

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世界的な低金利下で国債に頼る生保の運用環境は厳しさを増す。

約80兆円もの総資産を持つかんぽはリスクを分散しながら、どう運用していくのか。

第一生命からかんぽの運用担当に転じた立花淳・常務執行役に聞いた。

昨秋、個別株の自家運用を始めました。滑り出しはどうですか

「運用生成は非常に良い。半年で東証株価指数(TOPIX)を6%ほど上回った。配当の成長性に着目した運用だ。企業を選ぶ際には環境や社会、企業統治への取り組み度を示す『ESGスコア』が市場平均を上回ることを目指している」

「日本企業の利益率は上昇してきている。円安による改善もあるが、やはり日本企業が変わってきたのが大きい。株価の上昇に持続性が期待できる局面はかなり久しぶりだ」

「今後は、米国の経済成長に高い伸びは期待しづらくなるだろう。ただ景気がピークを打ったときに現れる金利上昇や資産バブルなどの現象はみられない。景気後退が起きても比較的軽く、浅い落ち込みにとどまるというのが基本的な認識だ。日経平均株価が2015年6月につけたバブル後の高値の2万0868円を抜くのは時間の問題だろう。」

(日経ヴェリタス 2017/07/10)

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