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日本生命保険は23日、生活習慣病の重症化予防プログラムの研究・開発に取り組む計画を発表した。
第1弾として4月から、日生病院が中心となってスマートフォンを使った糖尿病対策に乗り出す。
2~3年後のサービス提供開始を目指す。
まずは日本生命の糖尿病予備軍の社員約50人を対象に実証実験を始める。
富士フイルムやオムロンのヘルスケア機器を使って血糖値や血圧などのデータを収集・分析するほか、スマホのアプリを通じて日生病院の医師や保健師が特定保健指導を行う。
今秋には、対象を社外にも広げる。
糖尿病予備軍や保健指導者が続けやすい仕組みを作り、「人生100年時代」に備える。
日本生命はプログラム単体でのサービス提供や、新商品開発に生かすことを検討している。
(産経新聞 2018/03/24)