
第一生命ホールディングスは19日、米国連結子会社のプロテクティブ生命保険を通じて、米中堅生保リバティライフの個人保険・年金の既契約を再保険形式で買収すると発表した。
取得金額は約12億ドル(約1400億円)で、プロテクティブによる過去最大の買収案件だ。
為替リスクを負うことなく、米国の経済成長を取り込む狙い。
7月に買収手続きを完了する見通し。
保険契約はリバティに残す。プロテクティブは契約者が支払う保険料を再保険料として受け取る。
米国経済は今後も安定的な成長が見込める。
第一生命HDとって、売上高にあたる保険料等収入で年数億円、最終利益で50億~100億円程度の押し上げ効果がある。
●第一生命HDニュースリリース
http://www.dai-ichi-life-hd.com/newsroom/newsrelease/2017/pdf/index_027.pdf
(産経新聞 2018/01/20)
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