
困った時に駆けつける―。
太陽生命保険は同社の内勤職員が保険契約者や家族を直接訪問し、必要書類の代筆などをサポートする「かけつけ隊」サービスの利用が開始から2年間で、5万件を超えた。
国内の生保業界では珍しい取り組みで、保険金の支払いなど専門知識を持つ内勤職員が保険契約者を直接訪ねることで、迅速な支払いにつながるきめ細かな支援を提供する。
サポートは請求書類の代筆や医師の診断書の取得代行、モバイル端末を活用した簡易的な給付金請求など。
同社は70歳以上のシニア層を狙った保険商品が主力の一つだ。
保険金の請求時などにサポートを必要とする高齢の契約者が増える中、2016年4月にかけつけ隊を“結成”。
好評を得て、利用件数が伸びているという。
(日刊工業新聞 2018/06/08)