
日銀のマイナス金利政策について、
藤戸専務は「プラスに働いた点も多い」、「運用はどんな市場環境でも利益を出さなければならない。マイナス金利でそれを再認識した」と語る。
ー2016年10月から円金利中心のALM(アセット・ライアビリティ・マネジメント)運用と、株式中心のバランス運用の二つのポートフォリオで運用を進めています。
1年たっての感想は。
「ALM運用は低金利で国債を中心とした積み増しが難しい中、クレジット資産への投資を拡大した。ALMは複数年にわたり投資を行うのが重要。3カ年で2兆円のクレジット投資を計画するが、足元は順調だ。」
「バランス運用は株式や外国債券を中心に日々の利益を取っていく。生保は長期投資が基本のため、これまではマーケットチャンスを逃してきたこともあったと思う。”チャンスがあれば利益を狙う”運用をする」
(日刊工業新聞 2017/10/06)
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