
太陽生命保険は30日、保険の各種手続きや問い合わせ、加入相談などに、手話による同時通訳を8月1日から導入すると発表した。
聴覚や言語障がいを持つ同社保険の契約者や保険加入を検討している人を対象に無償で提供する。
サービス利用者は太陽生命が提携する手話の通訳オペレーターを介し太陽生命のサービスセンター担当者に問い合わせできる。
通訳オペレーターはサービスセンターの回答をリアルタイムで利用者に伝える。
サービスにはカメラ付きのパソコンかスマートフォンが必要で、映像のやりとりにはインターネット電話「スカイプ」などを使用する。
利用の際に予約は必要なく同社ホームページの専用リンクをクリックすると通訳オペレーターにつながる仕組み。
必要があれば筆談にも対応する。
(日刊工業新聞 2018/07/31)