
富国生命保険が今年4月から大卒の総合職の初任給を5,000円増やし、21万円に引き上げることが21日、分かった。
待遇を改善し、優秀な人材の確保につなげるのが狙い。
初任給の引き上げは10年ぶりで、最大手の日本生命保険の水準にそろえる。
今春は約60人の採用を見込んでいる。
入社数年の若手社員にも5,000円の手当を上乗せする。
生保は低金利の長期化や人口減少による市場の縮小で、競争激化が見込まれており、各社は優れた人材の採用や引き留めに注力している。
日本生命や太陽生命保険は営業職員の賃上げを予定している。
(フジサンケイビジネスアイ 2018/02/22)