
明治安田生命保険は、今後の貯蓄型保険の販売の主力を「外貨建て」に移す方針だ。
円建ての貯蓄型保険は国債などで運用するが、日本銀行の金融緩和で超金利が続き、利回りが確保できない状況が続く。
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外貨建ては為替リスクがあるが、一定の利回りが期待できるため、販売の軸足を移す。
貯蓄型保険は、契約者から預かった保険料を保険会社が運用し、一定の利回りを約束する。
日銀がマイナス金利政策を導入して以降、国債の利回りが急低下。
利回りの確保が難しくなっている。
ただ、老後の備えなどとして貯蓄型保険のニーズは根強い。
明治安田は為替差損などにリスクに関する説明を十分した上で、外貨建ての販売を増やす方針。
(産経新聞 2018/01/13)
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