生保大手、システム投資 資産運用高度化下支え 外債・内外株 利回り確保

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資産運用の高度化・多様化を推進するため、大手生命保険各社は相次ぎシステム投資に乗り出す。

日本生命は2018年までに運用システムを更新。住友生命や明治安田生命もシステム基盤を強化する方針。

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​各社は利回り確保のため、外国債券や内外株式などの比率を高めており、その変化に対応するためシステムの高度化が必要となっている。

日本生命は段階的にシステム更新する方針で、ポートフォリオのリスク管理システムやリスク分析のシミュレーション機能を充実させる。

住友生命は単純な事務作業をコンピューターで代行するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)の導入も研究する。

明治安田生命も有価証券取引処理の電子化・自動化を実現。

第一生命も資産運用部門でRPA導入を推進する。

(日刊工業新聞 2017/10/17)

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