
健康な人ほどお得になる保険商品が相次いで発売されている。
東京海上日動あんしん生命保険が昨年11月に発売した「あるく保険」は、2年間、1日8000歩以上歩くと保険料の一部が戻ってくる仕組みだ。
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半年ごとに1日の平均歩数を計算し、2年後、8000歩を上回った期間の長さに応じて最大で月額保険料の1~2か月分が戻ってくる。
第一生命グループのネオファースト生命保険は、健康状態を示す「健康年齢」によって保険料が決まる「ネオde健康エール」を昨年10月に発売した。
体格指数、コレステロール値などの検査結果を入力すると、ビッグデータをもとにした健康年齢が算出される。
例えば、40歳の男性で、健康年齢が35歳の場合、健康年齢が40歳の人より約15%安くなる。
住友生命保険は今夏、スポーツイベントへの参加や健康診断の受診などでポイントがたまり、ポイント数に応じて翌年の保険料が決まる仕組みの保険を発売予定だ。
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は、加入して2年以上たった人の健康状態が、5年以内に改善すれば、保険料の割引や、健康祝い金が受け取れる商品を4月に発売する。
最大3回まで保険料を段階的に下げることができる。
チューリッヒ生命は、たばこを吸わず、血圧が基準の範囲内の人には、割安な保険料を適用する死亡保険を販売している。
(読売新聞 2018/02/13)
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