
早く死ぬと損が大きい代わりに長生きするほど多くの年金を受け取れる「トンチン年金」が注目されている。
昨年4月に販売を始めた日本生命の契約件数は4万件を超え、第一生命も今年3月から販売を開始した。
人生100年時代が視野に入る中、「長生きリスク」に備える保険へのニーズが今後高まりそうだ。
日本生命が販売する「グランエイジ」は、50~87歳が加入対象で、「終身」か「10年確定」のいずれかの方法で年金を受け取れる。
第一生命も今年3月、同様の仕組みの「ながいき物語」の販売を開始した。
業界上位2社が導入したことで、従来の主力である死亡保障から、長生き保障へのシフトが進む可能性もある。
(毎日新聞 2017/06/23)
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