銀行窓販で「トンチン」年金 T&Dフィナンシャル生命、シニア層に訴求
- 2018/7/11
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- T&Dフィナンシャル生命

T&Dフィナンシャル生命保険は、一時払い型の長寿生存年金保険「長寿プレミアム」を17日に発売する。
据え置き期間中の死亡保険金などを抑制することで、年金原資を増やせる「トンチン性」を持たせたことが特徴。銀行など金融機関の窓口販売向けに売り出す。
据え置き期間中の災害死亡保険金は保険料の100%だが、これに該当しない場合の死亡保険金や解約払戻金は保険料の70%と大幅に抑制した。
これにより、据え置き期間満了後の年金原資が増加する。低金利で長生きに備えた資産形成が難しくなる中で、シニア層を中心に訴求する。
年金は、確定年金、保証期間付終身年金、年金原資確保型終身年金の3種類から選択し受け取れる。
運用通貨は円のほか、豪ドルや米ドルも選べる。契約年齢は55―90歳で、保険料は300万―7億円以下に設定した。
(日刊工業新聞 2018/07/11)