【トップは語る】T&Dホールディングス 生命保険のネット販売も検討

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

T&Dホールディングス社長・上原弘久さん(56)

学習院大卒。1984年太陽生命保険入社。取締役専務執行役員、T&Dホールディングス副社長などを経て、2018年4月1日から現職。長野県出身。


--1日付で社長に就任した

「当社はシニア世代にフォーカスした総合的な生命保険グループとして成長してきた。傘下の太陽生命保険では、認知症保険や長寿生存保険などが好調だ。大同生命保険では、中小企業の高齢経営者に向け、健康増進や事業承継といったニーズに応える商品やサービスを提供してきた。持ち株会社の発足から今月で15年目に入った。ここからさらに新しい収益の源泉を作っていきたい」

--新しい収益の源泉のイメージとは

「ペット保険事業のペット&ファミリー少額短期保険の収入保険料は2、3年後に50億円を超える見通しだ。そのタイミングで、現在の少額短期保険会社から損害保険会社に移行したい。ペットはシニアに生きがいをもたらす存在だ。グループの付加価値を上げるため戦略的な活用を考えたい。また、若い世代との接点を増やすため、生命保険のインターネット販売も検討したい」


--資産運用の力をどのように引き上げていくか

「今の日本の低金利環境は中期的にボディーブローのように効いてくる。毎年、償還される数千億円の資金を再投資するにしても、利回りはさらに落ちていく。今まで取ってこなかった運用リスクの手法を取ったり、海外社債への投資を強化するなど、資産運用の高度化に取り組みたい。運用部門の人材育成も強化する」

--今後の商品戦略は

「健康や長生きリスクに対応した商品を年に2、3個ずつ出していかないと、シニア向けのトップブランドを維持できない。問題は銀行窓口販売を中心としたT&Dフィナンシャル生命保険だ。銀行窓販では外貨建て保険の販売競争が激化している。グループ各社から商品開発力のノウハウを移植するなどT&Dフィナンシャルの底上げを図りたい」

(フジサンケイビジネスアイ 2018/04/10)



関連記事

おすすめ記事

  1. 2017-9-19

    ソニー生命 「生前給付逓減定期保険(生活保障型/無配当)」に反響、「生前給付」品ぞろえ拡充

    ​ソニー生命が4月に発売した「生前給付逓減定期保険(生活保障型/無配当)」の契約がすでに7000件超…
  2. 2017-3-1

    6.事業承継と相続

    事業承継と同時、または事業承継の先にあるのが、相続です。 相続と相続税の納税は別の話です。相続税は…
  3. 2017-9-14

    主な病院のがんの手術実績数

    主ながんの手術実績数(主要病院2015年度) 胃がん がん研有明病院(1,154件) 静岡県立…
  4. 2018-2-15

    日生 保険料2割値下げ 長寿化受け4月から

    ​日本生命保険は14日、死亡保険の保険料を、4月から定期保険を中心に最大で2割程度引き下げる方針を固…
  5. 2017-2-28

    3.営業セオリー

    生命保険営業では、上手にお客さまの問題点を指摘する方法として、営業セオリーが存在します。 生命保険…

新着記事をメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、記事更新をメールで受信できます。

2,664人の購読者に加わりましょう

おすすめの電子書籍

新着記事をメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、記事更新をメールで受信できます。

2,664人の購読者に加わりましょう

ページ上部へ戻る