保険会社が家事代行紹介(商品の付帯サービスに)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

​​

保険会社が家事代行会社と提携したというニュースを聞きました。

どんな意味があるのでしょうか。

スポンサーリンク


2017年は保険会社と家事代行会社の提携が続いた。

8月にライフネット生命保険が家事代行大手ベアーズ(東京・中央)と提携し、契約者向けの新サービスを発表。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険も11月に家事代行ベンチャー、カジー(東京・千代田)と提携した。

ライフネット生命は8月に発売した、同社初となるがん保険「ダブルエール」でベアーズと組み、新サービスを展開する。

ダブルエールは治療の費用と休業などによる収入減を保障する商品。

がんと診断されると家事代行、タクシー、外見ケアなどのサービスが専門業者から受けられる。

がん患者らに経験談や要望を聞き、開発したという。

スポンサーリンク


家事代行を担うベアーズでは、がんに関する知識についての研修やトレーニングを受けたスタッフが担当する。

急なキャンセルでもキャンセル料が発生しないなど、体調が不安定ながん患者に合わせ、柔軟に対応する。

本来は別契約が必要なベビーシッターと家事代行も1契約で完結できる。

費用は1時間3300円と安くはないが、ライフネットの近藤良祐・営業企画部長は「がん診断一時金などの保険金を充ててほしい」と話す。

今後は同社の医療保険の加入者でがんになった人にも、このサービスを紹介する予定だ。

カジーと提携した損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、同社が提供する健康管理アプリ「リンククロス」の会員向けに、家事代行の割引サービスを始めた。

1時間2500円のサービスを2300円で利用できる。掃除や料理など内容は利用者が自由に選べるという。

医療技術の進歩によって、がんなどの大きな病気になっても通院治療が主流となり、治療をしながら仕事を続けるのが一般的になった。

厚生労働省の推計によるとがん治療と仕事を両立する人の数は32万5千人。

がん患者は仕事の継続を希望する人が圧倒的に多い。

東京都福祉保健局の調査では、がんにかかっても仕事を続けている人は約76%、今後も働き続けたいという人が約81%に達した。

治療と仕事、家事や育児に取り組む患者にとって、代行サービスを気軽に使えれば治療に専念できるし、生活の質(QOL)の向上にもつながりそうだ。

生命保険会社もこの点を打ち出し、サービスの差別化につなげたい考えだ。

万一、がんになったときには心強いが、あくまでも付帯サービスだ。

ファイナンシャルプランナーの田中香津奈さんは「保険は必要な保障と保険料を見極めるのが大前提。

サービスありきではないので注意してほしい」と助言する。

(日本経済新聞 2017/12/23)

スポンサーリンク


関連記事

おすすめ記事

  1. 2017-11-27

    保険ショップ支援見直し(生保各社、過度な販促廃止)

    生命保険各社が保険ショップに対する過度な販売支援策を廃止する。 各社は手数料を上乗せするなどして自…
  2. 2018-9-3

    日生、加入基準の緩和視野

    日本生命保険は、ビッグデータ(大量データ)の収集や分析などを行う「データサイエンティスト」の育成に乗…
  3. 2017-9-22

    仮想ロボ導入 生損保で続々

    保険会社で、定型的な事務作業を自動化するコンピュータプログラム「RPA」の導入が活発だ。​ 日本生…
  4. 2017-9-22

    喫煙率横ばい18.3%、睡眠「十分でない」19.7% 厚労省調査

    16年国民健康・栄養調査によると、習慣的に喫煙している人の割合は18.3%。 過去最低の15年と比…
  5. 2017-3-3

    ③公的医療保険制度の給付内容

    公的医療保険制度の給付内容を見ていきましょう。 主な給付内容は、公的医療保険制度には多くの給付内容…

新着記事をメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、記事更新をメールで受信できます。

2,665人の購読者に加わりましょう

おすすめの電子書籍

新着記事をメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、記事更新をメールで受信できます。

2,665人の購読者に加わりましょう

ページ上部へ戻る