
目次
三井生命との商品の相互供給は軌道に乗りつつある。
成果を見極めつつ、第2弾、第3弾へとつなげたい。
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資産運用に関しては、時間をかけて三井生命の逆ざや解消を目指したい。
運用部門の人材交流を進め、海外社債投資のノウハウを共有するなど、三井生命が得意とする外貨建て保険商品を運用面で支えたい。
コスト削減効果を目指し、18年中にも、投資している証券の管理業務の共有化に取り組みたい。
--2018年の経営のテーマにしたいことは
「超低金利環境の構図はしばらく変わらない。
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18年度は4カ年の中期経営計画の2年目に入る。
中だるみしないように、むしろ4カ年計画の達成にめどをつける1年にしたい。
超低金利下でいかに収益を確保するかが、経営のメインテーマだ」
--営業職員以外の販路拡大に努めてきた
「市場拡大が続く乗り合い代理店、銀行窓口販売の両チャネルに対し、それぞれ商品供給専門の子会社を作り、機動的に新商品を出していく体制を整えたい。
M&A(企業の合併・買収)で実現するか、自前で子会社を作るかは時間をかけて検討したい。
日本生命保険だけで包括的な商品供給をしていくのは難しくなってきている」
--海外M&Aの方針は
「保険か資産運用の分野で、地域分散を図りながら、新しい事業機会の模索をしたい。
国内外ですでに実行した案件については、相乗効果を最大化できるように経営資源を使って育てていきたい。
出資を終えた米資産運用会社TCWには、当社から人材を派遣し、運用力のバージョンアップを図る。
TCWにはグループ収益力向上の一翼を担ってほしいと期待している」
(フジサンケイビジネスアイ 2018/01/11)
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