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東京都は民間企業・団体と複数の政策分野にまたがって連携を進める「ワイドコラボ協定」と呼ぶ取り組みを始めた。
地域の防犯や見守り、働き方改革、文化・スポーツ振興など様々な分野で包括的に協力する形を想定し、官民一体となって地域貢献や住民サービスを充実させる。
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第1弾として6日に第一生命保険と協定を結んだ。健康増進や生活と仕事の両立(ライフ・ワーク・バランス)と女性の活躍推進など7項目で協力を進める。
締結式で小池百合子都知事は「豊富な経営資源を活用していただきたい」と強調。
第一生命の渡辺光一郎社長は「この取り組みがモデルになるようにしたい」と応じた。
今後は都政策企画局が窓口となり、他の企業などからも協定に向けた新たな提案を募る。
それぞれ協議を進め、締結先を増やしていきたい考えだ。都ではこれまでも災害時の物資提供など、分野ごとに民間企業と協定を結ぶなどしてきた。
他の自治体でも広がっている分野横断の包括連携協定も始めるのを機に、より幅広い分野での民間ノウハウ導入を加速する。
(日本経済新聞東京版 2017/03/07)
◇東京都「ワイドコラボ協定」を初締結(プレスリリース)
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/02/24/13.html
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