日本における介護の実態

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介護の現状を見る中で、どのようなリスクやニーズがあるのか、考えて見たいと思います。

要介護、要支援認定者は右肩上がりで上昇中、すでに約600万人を超えてしまいました。2025年には、800万人に到達するだろうと言われています。

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介護規定は、要支援1、2と要介護1~5まであり、数字が大きくなるほど介護状態が重くなります。

(身体状態の目安・・・要支援1が最も軽く、要介護5が最も重い)

◎基準時間・・・実際の介護の時間とは異なる。介護の手間を表すひとつの「ものさし」

要介護認定等

基準時間

身体状態の目安
要支援 25分以上

32分未満

要介護状態とは認められないが、社会的支援を必要とする状態

食事や排泄などはほとんどひとりでできるが、立ち上がりや片足での立体保持などの動作に何らかの支えを必要とすることがある。入浴や掃除など、日常生活の一部に見守りや手助けが必要な場合がある。

生活の一部について部分的に介護を必要とする状態

食事や排泄はほとんどひとりでできるが、ときどき介助が必要な場合がある。立ち上がりや歩行などに不安定さが見られることが多い。問題行動や理解の低下が見られることがある。この状態に該当する人のうち、適切な介護予防サービスの利用により、状態の維持や、改善が見込まれる人については要支援2と認定される。

要介護 32分以上

50分未満

 50分以上

70分未満

軽度の介護を必要とする状態

食事や排泄に何らかの介助を必要とすることがある。立ち上がりや片足での立位保持、歩行などに何らかの支えが必要。衣服の着脱はなんとかができる。忘れ物や直前の行動の理解の一部に低下がみられることがある。

70分以上

90分未満

中等度の介護を必要とする状態

食事や排泄には一部介助が必要。立ち上がりや片足での立位保持などがひとりでできない。入浴や衣服の着脱などに全面的な介助が必要。いくつかの問題行動や理解の低下がみられることがある。

90分以上

110分未満

重度の介護を必要とする状態

食事にときどき介助が必要で、排泄、入浴、衣服の着脱には全面的な介助が必要。立ち上がりや両足での立位保持がひとりではほとんどできない。多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。

110分以上  最重度の介護を必要とする状態

食事や排泄がひとりでできないなど、日常生活を遂行する能力は著しく低下している。歩行や両足での立位保持はほとんどできない。意思の伝達がほとんどできない場合が多い。

介護サービス受給者は全体で約390万人、要介護4と5は、全体の約3割の121万人です。

また介護受給者のほぼ7割は、女性が占めています。

そして、受給者数のピークは、男女とも平均寿命近辺です。

しかし、男性はピーク前の70歳代から介護状態になる人多く、早いうちに介護になって平均寿命近辺から直後ぐらいで人生を全うされる方が多いのです。

女性は、80歳代前半から90歳代に入っても介護状態ではあるけれども、長生きされる人が多いようです。

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介護の不安は、ともかく先が見えないということにつきます。

「いつまで続くのか」という介護する側の不安、そして、老々介護の問題がありますし、夫婦ともに介護状態になってしまうことも考えられます。

居宅サービスでも施設サービスを受けたとしても、負担は非常に大きなものなのです。

平均介護年数は男性9年、女性は12年が今の日本の平均です。居宅サービスは、要介護1~3が中心で、要介護4・5は、施設サービスが半数となっています。

経済的理由で施設は入れない人は、より大変な状況にあるといえます。

<介護まめ知識>

・要介護者は、全国約400万人。

・そのうち約120万人は要介護4・5

・要介護者は、女性が多い。介護状態で長生きするケースも。

・男性は、女性より早く介護状態になる確率が高い。

・介護年数平均は、男性9年、女性12年

・重度の介護状態では、在宅介護は難しい。

・施設に入るケースが全体の半分。お金がかかる。

・介護費用総額の平均は、男性832万円、女性1109万円

・老老介護が社会問題化している

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