
総務省は13日、2017年10月1日現在の推計人口を公表した。
在日外国人を含む総人口は前年比22万7000人(0.18%)減の1億2670万6000人で、7年連続の減少。
65歳以上の高齢者人口の割合は27.7%と過去最高を更新し、初めて3500万人を突破した。
高齢化の進展が一段と鮮明となった。
65歳以上の高齢者は3515万2000人。
このうち75歳以上は1748万2000人とほぼ半分を占めた。
一方、0~14歳の年少人口は12.3%の1559万2000人となり、いずれも過去最低を記録した。
働き手となる15~64歳の「生産年齢人口」の割合は、ピークの1992年から10ポイント近く低下して60.0%となった。
50年の59.7%に次ぐ低水準で、労働力不足が深刻化している。
(毎日新聞 2018/04/14)