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私は、よく人から権威に弱いねなどと揶揄されることがあります。
警察官に声を掛けられたら、ドキッとしてていねいに対応してしまいます。
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専門分野で秀でた人として認識している、弁護士や医師などに対してはそれなりの態度で接します。
自分の中で社会的地位の高い人と考えている人に対しては、相手の言い分に従ってしまうのです。
人を行動させる強力な方法の一つとして「権威付け」ということがあります。
権威があると人はそれに従ってしまう習性があります。
逆に自分にとって権威がないと思う人には従わないということです。
この権威は社会的地位の高い人というだけではありません。会社であれば上司がそれに当ります。学校のクラブ活動であれば、コーチや先輩もそうです。
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人は権威に従い、権威のない人に対して従うことはありません。そういうわけで権威は大きなマイナス面も持っています。
パワハラやセクハラなどはこの典型で、会社では新人は先輩や上司に、学校の部活動では先輩やコーチの言うことに従わなければいけません。
人は誰でも権威を持つ人に従い、また立場が変われば権威を振りかざすことができます。
もし圧倒的な権威によってパワー差が生まれると、上のものには何も言えなくなり、または長いものには巻かれろ的な考えが横行し、パワハラやセクハラなどの間違いが起きてしまうことがあります。
さて、おかしな意味ではなく、人を行動させる強力な方法の一つとして「権威付け」があるとするならば、私たち自身も、お客さまにとって「権威付け」された人物になるというのは、十分に考えるべきことなのです。
まず資格です。この業界で使える資格はたくさんあります。
持っていればよいというものではありませんが、名刺に肩書きされているだけで権威と感じてくれる人もいます。
見かけだけでも違うものです。
服装・容姿・姿勢、自信たっぷりな話し方、声のトーンも重要な判断基準です。
またセミナー講師をやっていると言っただけで、テレビに出ている評論家のように思ってくれる人もいました。
そういう意味では出会ったお客さまの「クチコミ」は非常に大切な要素です。
そのお客さまが、権威ある人と思い込んでくれたら、クチコミもそのような伝え方になります。
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